2007/11/22
113打を打った日に
苦渋の日 月が見ている 苅田哉
2007/12/03
落葉濡れ歩けばそこに、の音して
2008/3/26
蕾の桜は遠くからでもそうとわかる
2008/04/02
菜の花と18歳の享年
2008/04/07
花びらの風の行方に空の色
2008/11/09
灯がともり 岩積みの湯に もみじあり
2008/11/09
秋雨の湯煙かすむ川の音
2009/04/04
チャーチの上のその上青い空
2009/11/29
街中に明かりがともり風の祝福
2010/07/27
落雷の遠くを照らす夏の海
2010/08
暁の空の遠くに夏の音
2010/08/14
カナカナとひとしきり鳴く夕立ち哉
2010/08/23
秋風の予感させるや蝉の音
2010/08/30
電柱に秋を見ている雀香奈
2010/09/01
秋風の吹くなり夏の終わり頃
2010/09/01
木陰にはいつの間にやら秋の風
2010/09/01
窓を開けたらいつの間にか秋の風になってる
2010/09/13
間近の稲光りは空を切り裂いた雷音の刹那ですな。
2010/09/22
ああそうか、闇より暗いものはこの世にはないのか
2010/09/25
地獄へと続く希望の橋、家路へと帰る絶望の橋
2010/10/18
あるいても歩いてもまた金木犀
2010/11/03
高校生がゆっくりと道を歩いてる。君らには時間は豊穣にあるが、こっちには時間がないんだなぁ、と追い抜いてく。
2015年12月29日火曜日
2015年12月26日土曜日
散り急ぐ 桜の下の 春の日に 何を求めて花は見るらん
せつなさに 心 想いてすごす日に ただこの恋よ かなえといわん
夏の日の 風追いやられ 涼しげな 日のきたること 夜に伝えん
終わりかと 思いし恋を かなえとは たれの罪かと 一人思わん
今日もまた かなえられよと 願えども いつもと同じ 日々の過ぎさる
09/08
わが想い 知るや知らずや 今宵また 夢にいでては 朝に消えたり
髪をかく その匂いかな あたたかな かなえられるか 恋の訪れ
忘れえぬ 君の残り香 美しき 君の姿や かなえられしか
この街に 吹きゆく風は 古里と 同じなれども 寂しかりけり
古の 人の知らざる 街並みを いかなる声で うたうものかな
街並みに 風の吹きつる 悲しみは 君に逢えぬか 秋の夕暮れ
街並みの 風の往く道 見つからず 舞いて廻りて この地に消ゆ
いずこより 生きる力の 来るやら 思いしものの 街にありしや
心なぞ あらずと思う 心こそ 桜の花の 散りゆくものなり
桜花 おだやかな日に はらはらと 散りては舞って 水面に流るる
桜花 おだやかな日に はらはらと 散りては舞って 街に咲くかな(1994)
せつなさに 心 想いてすごす日に ただこの恋よ かなえといわん
夏の日の 風追いやられ 涼しげな 日のきたること 夜に伝えん
終わりかと 思いし恋を かなえとは たれの罪かと 一人思わん
今日もまた かなえられよと 願えども いつもと同じ 日々の過ぎさる
09/08
わが想い 知るや知らずや 今宵また 夢にいでては 朝に消えたり
髪をかく その匂いかな あたたかな かなえられるか 恋の訪れ
忘れえぬ 君の残り香 美しき 君の姿や かなえられしか
この街に 吹きゆく風は 古里と 同じなれども 寂しかりけり
古の 人の知らざる 街並みを いかなる声で うたうものかな
街並みに 風の吹きつる 悲しみは 君に逢えぬか 秋の夕暮れ
街並みの 風の往く道 見つからず 舞いて廻りて この地に消ゆ
いずこより 生きる力の 来るやら 思いしものの 街にありしや
心なぞ あらずと思う 心こそ 桜の花の 散りゆくものなり
桜花 おだやかな日に はらはらと 散りては舞って 水面に流るる
桜花 おだやかな日に はらはらと 散りては舞って 街に咲くかな(1994)
2015年12月18日金曜日
2015年12月12日土曜日
血の流れたような西のその太陽を見て僕は嫌だなと思う
だれが言ったのだろう
夕日が美しいだなんて
夕日は即ちその町が一日で流した汗だ
それが血の色をしているだなんて
この街に流れた血の塊が夕日に映り人々に見せようとする
今日一日もこんなに血が流れたんだぞって
しかしそれに気付く人々はどこにもいない
人々は信じているのだ
夕陽は美しいと
だから僕は雨が好きだ
雨は流れる
それはこの空気を洗い流しこの建物を洗い流しこの大地も洗い流す
雨は夜まで振り続けるだろう
その日の空は暗く蒼い
街中を流れる雨は街そのものを洗い流し
そして新しく生まれ変わらせてくれる
空の暗い中
雨はその一滴に清い思いを込めて
人々の町に降り続けてくれる
だれが言ったのだろう
夕日が美しいだなんて
夕日は即ちその町が一日で流した汗だ
それが血の色をしているだなんて
この街に流れた血の塊が夕日に映り人々に見せようとする
今日一日もこんなに血が流れたんだぞって
しかしそれに気付く人々はどこにもいない
人々は信じているのだ
夕陽は美しいと
だから僕は雨が好きだ
雨は流れる
それはこの空気を洗い流しこの建物を洗い流しこの大地も洗い流す
雨は夜まで振り続けるだろう
その日の空は暗く蒼い
街中を流れる雨は街そのものを洗い流し
そして新しく生まれ変わらせてくれる
空の暗い中
雨はその一滴に清い思いを込めて
人々の町に降り続けてくれる
冷たいそのドアのノブに手を掛け僕は外に出る
外は暗く藍色の空がある
驚いた事に雪が降っていた
雪は玄関のすぐ側まできて積もっていた
僕は手摺に腕を組み空を見上げた
その瞬間、僕は雪となった
藍い空から降る雪は電燈の光りを帯びて蒼白く浮き立っていた
それはまさしく降っていた
まるで自分の力で飛翔するかのように降っていたのだ
蒼く発光し僕を目指すかのように辺り一面に
蒼く澄みきったその広い大空から降ってきた
そこはまさしく美の世界であった
暗く蒼いその世界とその蒼い雪はまさしく美の象徴であった
次の朝、人々は真白に覆われたその世界を見て喜びそして驚くであろう
しかしその人たちがその数時間前のその景色を知らないということを僕は残念に思う
外は暗く藍色の空がある
驚いた事に雪が降っていた
雪は玄関のすぐ側まできて積もっていた
僕は手摺に腕を組み空を見上げた
その瞬間、僕は雪となった
藍い空から降る雪は電燈の光りを帯びて蒼白く浮き立っていた
それはまさしく降っていた
まるで自分の力で飛翔するかのように降っていたのだ
蒼く発光し僕を目指すかのように辺り一面に
蒼く澄みきったその広い大空から降ってきた
そこはまさしく美の世界であった
暗く蒼いその世界とその蒼い雪はまさしく美の象徴であった
次の朝、人々は真白に覆われたその世界を見て喜びそして驚くであろう
しかしその人たちがその数時間前のその景色を知らないということを僕は残念に思う
2015年11月28日土曜日
2015年11月21日土曜日
たまらなく多くの人たちが立ち止まる交差点で
ただ足踏みしている人達はたちまち道を塞いでしまう
彼らの内、何か考える人は幾人いるだろう
その目は立ちはだかるコンクリートのビルを見
目に映るものの中に太陽も鳥もそして草もない
そんな世界でも激しく言い合いただ生きる人もいる
彼らはコンクリートの囲いの中で生きているようで
吸う空気はほんとは何であろう
その空気は冷たく気持ち良かろうが
それは風でもなく草でもない
そんな中でふと何かを想うがそれは
いつの間にか消えてしまいまた生きる
掴もうとする前に彼らは動きだし
気付かずにまた交差点を渡る
多くの人は笑っているがそれがまるで
石膏の人形のようみ見え操り人形のように見え
それもいつの間にか忘れ
みんな夕陽を見る事もなく川の風を感じる事もなく
コンクリートの中を歩いて消えてゆく
ただ足踏みしている人達はたちまち道を塞いでしまう
彼らの内、何か考える人は幾人いるだろう
その目は立ちはだかるコンクリートのビルを見
目に映るものの中に太陽も鳥もそして草もない
そんな世界でも激しく言い合いただ生きる人もいる
彼らはコンクリートの囲いの中で生きているようで
吸う空気はほんとは何であろう
その空気は冷たく気持ち良かろうが
それは風でもなく草でもない
そんな中でふと何かを想うがそれは
いつの間にか消えてしまいまた生きる
掴もうとする前に彼らは動きだし
気付かずにまた交差点を渡る
多くの人は笑っているがそれがまるで
石膏の人形のようみ見え操り人形のように見え
それもいつの間にか忘れ
みんな夕陽を見る事もなく川の風を感じる事もなく
コンクリートの中を歩いて消えてゆく
2015年11月13日金曜日
2015年11月8日日曜日
2015年10月29日木曜日
2015年10月23日金曜日
2015年10月17日土曜日
真鍮に輝く朝の太陽
この青い空において
ただ一つの偉大なる風
風色の光りが冷え切ってしまった
この空と砂浜を照らしている
もう幾分の水分もない落ち葉に
水滴を降ろしたのもこの光りなら
僕の瞳の中に音一つ立てずに
やってきたのもこの光りなのだ
何処へ行ってしまった
愛しいあの人は
いつ?
この空の上にも夜が隠れている
太陽の他に何もないと思ったって
夜がそこに隠れている
目を凝らしてごらん
そこにもあそこにも
ビルの隙間にも
夜があることが分かるだろう
隠れてるなんて
ただ見えなかっただけ
空に太陽しかないから
空をもう
ほとんど見る事もなくなって
ふと見る時は太陽だけを見ていた
だから空に夜が隠れていたなんて事に
気が付かなかったんだ
だから
この青い空において
ただ一つの偉大なる風
風色の光りが冷え切ってしまった
この空と砂浜を照らしている
もう幾分の水分もない落ち葉に
水滴を降ろしたのもこの光りなら
僕の瞳の中に音一つ立てずに
やってきたのもこの光りなのだ
何処へ行ってしまった
愛しいあの人は
いつ?
この空の上にも夜が隠れている
太陽の他に何もないと思ったって
夜がそこに隠れている
目を凝らしてごらん
そこにもあそこにも
ビルの隙間にも
夜があることが分かるだろう
隠れてるなんて
ただ見えなかっただけ
空に太陽しかないから
空をもう
ほとんど見る事もなくなって
ふと見る時は太陽だけを見ていた
だから空に夜が隠れていたなんて事に
気が付かなかったんだ
だから
2015年10月10日土曜日
人には時々涙したい時があります
涙流して
自分も泣くことが出来る人間なんだと
自分も人間なんだと確かめたい時が
あるのです
この顔を伝わって行くものを想うのに
涙は流れてこない
これはどんなに悲しい事か
それでもやっぱり涙は流れはしない
君への想いを涙で伝えたいのに
頬を伝わって行くものは何もない
その時に僕はどんなにこの胸の内を
爆発させてしまいたいか
涙と供にすべてを語れたなら
この僕の目に映るすべてに
涙を流せたなら
すべてを語った事になるんだ
それなのにこの瞳からは
何の水滴も落ちては来ない
君の目の前で
もし僕の瞳から落ちて来たならば
そうなったならば
僕達はその口から何かを語る涙を持つだろう
涙流して
自分も泣くことが出来る人間なんだと
自分も人間なんだと確かめたい時が
あるのです
この顔を伝わって行くものを想うのに
涙は流れてこない
これはどんなに悲しい事か
それでもやっぱり涙は流れはしない
君への想いを涙で伝えたいのに
頬を伝わって行くものは何もない
その時に僕はどんなにこの胸の内を
爆発させてしまいたいか
涙と供にすべてを語れたなら
この僕の目に映るすべてに
涙を流せたなら
すべてを語った事になるんだ
それなのにこの瞳からは
何の水滴も落ちては来ない
君の目の前で
もし僕の瞳から落ちて来たならば
そうなったならば
僕達はその口から何かを語る涙を持つだろう
あんなに
君を求めていた僕は
いつの間にか一人で苦しんでいる
その冷たい蒲団の中で
寂しい思いに駆られる者は
いつも一人で苦しむ
どこの誰もこの苦しみを
分からない
いつも何も知らない奴らが
詰まらない事だけを言う
あなたでさえ
この苦しみを知らないのだ
だから僕の目の前から
その廊下を君が歩いていなくても
僕は一人きりで苦しんでいる
君を一目見る事に
何の意味がある
僕はいつも一人で苦しんでいる
何を迷うか
さあいっちまえよ
そんなことは誰も言わない
君と今日
一度も会わなかった
君は今日
どんな一日を過ごしたのか
今日一日見たものは
何だったのだろう
少なくとも僕は
その一部さえ知ってはいない
これではまるで他人じゃないか
だから僕はいつも一人で苦しむのだ
(01/22)
君を求めていた僕は
いつの間にか一人で苦しんでいる
その冷たい蒲団の中で
寂しい思いに駆られる者は
いつも一人で苦しむ
どこの誰もこの苦しみを
分からない
いつも何も知らない奴らが
詰まらない事だけを言う
あなたでさえ
この苦しみを知らないのだ
だから僕の目の前から
その廊下を君が歩いていなくても
僕は一人きりで苦しんでいる
君を一目見る事に
何の意味がある
僕はいつも一人で苦しんでいる
何を迷うか
さあいっちまえよ
そんなことは誰も言わない
君と今日
一度も会わなかった
君は今日
どんな一日を過ごしたのか
今日一日見たものは
何だったのだろう
少なくとも僕は
その一部さえ知ってはいない
これではまるで他人じゃないか
だから僕はいつも一人で苦しむのだ
(01/22)
2015年10月3日土曜日
隣にレースのカーテンを引いた
窓が見える
僕と同い年の女の子が住んでいる
背は高いようだ
風呂上がりの僕は
髪から水滴を落としながら
本を読む
レースのカーテン越しに
人影がする
セーターを着ているようだ
僕は今までどのような映画からも
受けられなかった実在の空間へ
入ってしまった
この窓越しにいた人は
まさしく生きているのだ
僕は顔も見た事のない
その全く知らない生活というのを
彼女が部屋の内で歩くことによって
僕に示したのだ。
僕は人が生きているということは
感じることが出来ないと思っている
しかしこのとき彼女が示したのは
生きてるという心ではない
生活というものだ
僕の全く知らない人のその生活を
僕は見てしまったのだ
しかも女の子であったとは
僕は彼女の示した
その動作から
彼女の生活というもの
そして
彼女が一つの意志をもった
人間であるということを
あらためて知ってしまったのだ
(11/11)
窓が見える
僕と同い年の女の子が住んでいる
背は高いようだ
風呂上がりの僕は
髪から水滴を落としながら
本を読む
レースのカーテン越しに
人影がする
セーターを着ているようだ
僕は今までどのような映画からも
受けられなかった実在の空間へ
入ってしまった
この窓越しにいた人は
まさしく生きているのだ
僕は顔も見た事のない
その全く知らない生活というのを
彼女が部屋の内で歩くことによって
僕に示したのだ。
僕は人が生きているということは
感じることが出来ないと思っている
しかしこのとき彼女が示したのは
生きてるという心ではない
生活というものだ
僕の全く知らない人のその生活を
僕は見てしまったのだ
しかも女の子であったとは
僕は彼女の示した
その動作から
彼女の生活というもの
そして
彼女が一つの意志をもった
人間であるということを
あらためて知ってしまったのだ
(11/11)
もう遠い昔
もっと僕が幼かった時
僕は始めて恋を知った
君に会った時だ
僕は教室で
どんなだったろう
今は悲しむように
思い出すしかない
もっと幼い恋ならば
僕はこんなことも考えず
ただ生活の中で
あなたがいればよかったでしょう
でも今の僕は違うのです
僕のこれまで見てきたものの
すべては
すべて君というフィルターを通さなければ
もう思い出す事が出来ないのです
僕にとって僕の想い出は全て
あなたに聞かすための物語となったのです
もっと幼い恋ならば
僕は僕の為に自然の中で
寝転ぶこともできたでしょう
しかし今の僕は
草の息吹も花の香りも
そして木々の風も
すべてあなたに贈る贈り物と
なってしまうのです
あなたとの暮らしを勝手に想像して
これからあるべき生活を考えてみるのは
実に楽しいことです
しかし忘れてはなりません
その考えは一息ついた途端に
すべて忘れてしまってると
いうことを
(11/09)
もっと僕が幼かった時
僕は始めて恋を知った
君に会った時だ
僕は教室で
どんなだったろう
今は悲しむように
思い出すしかない
もっと幼い恋ならば
僕はこんなことも考えず
ただ生活の中で
あなたがいればよかったでしょう
でも今の僕は違うのです
僕のこれまで見てきたものの
すべては
すべて君というフィルターを通さなければ
もう思い出す事が出来ないのです
僕にとって僕の想い出は全て
あなたに聞かすための物語となったのです
もっと幼い恋ならば
僕は僕の為に自然の中で
寝転ぶこともできたでしょう
しかし今の僕は
草の息吹も花の香りも
そして木々の風も
すべてあなたに贈る贈り物と
なってしまうのです
あなたとの暮らしを勝手に想像して
これからあるべき生活を考えてみるのは
実に楽しいことです
しかし忘れてはなりません
その考えは一息ついた途端に
すべて忘れてしまってると
いうことを
(11/09)
2015年9月26日土曜日
2015年9月19日土曜日
四方を山に囲まれていて
その間に僕の土地がある
ここにいつか君を連れて来よう
家の庭から
大きな山のその上に
沈みつつ太陽が
赤く染まっているのが
見える
その山の下には道がある
左から右へまっすぐに
右へ行く着くと
その道はこちらの方へ
ある
庭から見れば
右の方を向けばいい
その道は途中で二つに
別れている
上の方へ行けば
更に奥へ
下に降りれば
この辺りの家々に通じる
左を見れば川があるが
見えないだろう
ススキが生い茂っている
そこには栗の木があるが
見えるわけない
そこの山には
神様が祭られた
小さな建物もある
そしてこの山々に囲まれて
一万に田がある
所々トタン屋根の小屋
と黒い土の畑だけ
庭を降りて
右へ行けば
家に
道の左側に蔵とお風呂が
ここで左に曲がれば池に出る
まっすぐ進めば畑がある
大きく蛇行して
水源地もある
水が威勢よく落ちて
田の方へと流れている
その先にはさっき言った
二つに別れた道がある
舗装されている
その道を通って家へ帰ろうか
昔、牛の角を切った建物も
ある
もう少し行くと自動車小屋があって
畑と家も見えてくる
この家にはまだ牛がいるんだ
そしてこの間に大きく下った砂利道がある
意志が真っ赤だろ
錆色というのかな
そこを下りればもとの家だ
古くなったガラスが見えるだろう
牛小屋とに囲まれた所を通れば
もう玄関がある
さあ入ろう
僕が君と歩いた道だ
その間に僕の土地がある
ここにいつか君を連れて来よう
家の庭から
大きな山のその上に
沈みつつ太陽が
赤く染まっているのが
見える
その山の下には道がある
左から右へまっすぐに
右へ行く着くと
その道はこちらの方へ
ある
庭から見れば
右の方を向けばいい
その道は途中で二つに
別れている
上の方へ行けば
更に奥へ
下に降りれば
この辺りの家々に通じる
左を見れば川があるが
見えないだろう
ススキが生い茂っている
そこには栗の木があるが
見えるわけない
そこの山には
神様が祭られた
小さな建物もある
そしてこの山々に囲まれて
一万に田がある
所々トタン屋根の小屋
と黒い土の畑だけ
庭を降りて
右へ行けば
家に
道の左側に蔵とお風呂が
ここで左に曲がれば池に出る
まっすぐ進めば畑がある
大きく蛇行して
水源地もある
水が威勢よく落ちて
田の方へと流れている
その先にはさっき言った
二つに別れた道がある
舗装されている
その道を通って家へ帰ろうか
昔、牛の角を切った建物も
ある
もう少し行くと自動車小屋があって
畑と家も見えてくる
この家にはまだ牛がいるんだ
そしてこの間に大きく下った砂利道がある
意志が真っ赤だろ
錆色というのかな
そこを下りればもとの家だ
古くなったガラスが見えるだろう
牛小屋とに囲まれた所を通れば
もう玄関がある
さあ入ろう
僕が君と歩いた道だ
そうかい
そうかい
好きになってしまったのかい
まあ頬を真っ紅にして
そうお婆さんが少女に言いました
かわいい顔だよ、今のおまえさんは
うれしいねぇ
いつの間にかおまえもそんな歳に
なったかい
ついこの間まで庭でスコップを持って
遊んでいたのにねぇ
おやまだ話をしたことがないんだって
そうかね
そうかね
つらいかね
名前もわからない人を
好きになったのは
おや涙なんか貯めて
泣き虫だね
おまえさんは
人を好きになるというのは
時間じゃないよ
おまえの愛し方は正しいんだ
そう
その人もおまえのことをじいっと見るの
それはよかったねぇ
おや暖炉に薪をくべなくっちゃ
火が燃えてるよ
あたたかいねぇ
おや疲れてきたかい
そう
じゃあお婆さんがおまえに
とてもすばらしいお話をしてあげよう
そして明日の朝、目が覚めたなら
そのいっぱい溜まった涙を集めて
その人に会いにおいき
(11/08)
そうかい
好きになってしまったのかい
まあ頬を真っ紅にして
そうお婆さんが少女に言いました
かわいい顔だよ、今のおまえさんは
うれしいねぇ
いつの間にかおまえもそんな歳に
なったかい
ついこの間まで庭でスコップを持って
遊んでいたのにねぇ
おやまだ話をしたことがないんだって
そうかね
そうかね
つらいかね
名前もわからない人を
好きになったのは
おや涙なんか貯めて
泣き虫だね
おまえさんは
人を好きになるというのは
時間じゃないよ
おまえの愛し方は正しいんだ
そう
その人もおまえのことをじいっと見るの
それはよかったねぇ
おや暖炉に薪をくべなくっちゃ
火が燃えてるよ
あたたかいねぇ
おや疲れてきたかい
そう
じゃあお婆さんがおまえに
とてもすばらしいお話をしてあげよう
そして明日の朝、目が覚めたなら
そのいっぱい溜まった涙を集めて
その人に会いにおいき
(11/08)
2015年9月12日土曜日
これはこの世で最も崇高な
僕の詩だ
ゆきこ
君はいつも消えていく
僕の視界から
ゆきこ
生れた時からの運命だったのだね
僕らは
いつもいっしょに過ごしていても
ちっとも退屈じゃないし
きっと
そう思っていたいんだ
温かいセーターを
編んでおくれ
毛糸を上手に編んでゆく
その指に僕のくちづけを
ストーヴに火を灯し
石油臭い部屋が温かくなって来たら
こたつに入って
みかんを食べよう
一人のかわいい女の子がいい
他愛もない話をしながら
僕らはいつの間にか優しく
抱き合うんだ
君の目はきっと
ゆきこ
僕はいつも夢見てる
君がいつもその瞳で僕を見ていることを
それは僕が君を見る事と全く
同じことなのだから
(11/8)
僕の詩だ
ゆきこ
君はいつも消えていく
僕の視界から
ゆきこ
生れた時からの運命だったのだね
僕らは
いつもいっしょに過ごしていても
ちっとも退屈じゃないし
きっと
そう思っていたいんだ
温かいセーターを
編んでおくれ
毛糸を上手に編んでゆく
その指に僕のくちづけを
ストーヴに火を灯し
石油臭い部屋が温かくなって来たら
こたつに入って
みかんを食べよう
一人のかわいい女の子がいい
他愛もない話をしながら
僕らはいつの間にか優しく
抱き合うんだ
君の目はきっと
ゆきこ
僕はいつも夢見てる
君がいつもその瞳で僕を見ていることを
それは僕が君を見る事と全く
同じことなのだから
(11/8)
2015年9月5日土曜日
別に君を笑わせれる訳じゃない
君に珍しい知識を教えられる訳でもない
優しい歌声も美しい絵も僕にはない
ただ無声に君を抱くことしか
僕には出来ない
ときどきふざけてみたり
でもそれが限度で
それ以上のものなど
とてもとても与えれません
そんな面白みも何もない僕に
君は余りに笑い過ぎるような気がします
あまりに歌が上手であるような気がします
それでも君は僕の所へ来てくれるでしょうか
それでもまだ君は笑ってくれるでしょうか
ただ
僕は君と話しをしてどうという訳じゃあない
ただ
君がいて如何なる訳でもない
それでも君がいて欲しい
君が僕と全く違う種であるのなら
ぜひ僕をどうか笑わして欲しい
僕の所で優しい歌を
ピアノの旋律に乗せて
僕は惜しみない拍手以外
何も分け与えることなど出来ませんが
それでもぜひ君が必要なのです
君に珍しい知識を教えられる訳でもない
優しい歌声も美しい絵も僕にはない
ただ無声に君を抱くことしか
僕には出来ない
ときどきふざけてみたり
でもそれが限度で
それ以上のものなど
とてもとても与えれません
そんな面白みも何もない僕に
君は余りに笑い過ぎるような気がします
あまりに歌が上手であるような気がします
それでも君は僕の所へ来てくれるでしょうか
それでもまだ君は笑ってくれるでしょうか
ただ
僕は君と話しをしてどうという訳じゃあない
ただ
君がいて如何なる訳でもない
それでも君がいて欲しい
君が僕と全く違う種であるのなら
ぜひ僕をどうか笑わして欲しい
僕の所で優しい歌を
ピアノの旋律に乗せて
僕は惜しみない拍手以外
何も分け与えることなど出来ませんが
それでもぜひ君が必要なのです
黒い学生服の下
豊かに膨らんだ胸に
あたたかな君を見るのは
僕の勝手な思いつきでしょうか
紙が風に吹かれて
赤い頬をさせて階段を上がってくる
君が一瞬こちらを見たと思ったのは
僕の単なる自惚れでしょうか
デパートのエスカレータ
君が居る事を知り君を見ていると
君がだんだんと僕に近付いて来た
これも単なる偶然でしょうか
学校で僕はいつも君を探している
それなのに君はなかなかいない
教室の中で扉一枚で
たった5m離れているだけで
僕らはもうどうしようもないと
嘆いてしまうのは
単なる悲しさでしょうか
この空がどこまでも続いていて
この僕の見ている星を君も見ている
そんなことを思って喜べないのは
それが偽りだからでしょうか
それとも弱さでしょうか
空も星もこの大地でさえ
僕には何の関係もない
ただしっかりと君の手を握っていたい
それ以上のものなど何もいらない
ただお互いの顔を見つめていたい
そしてその時になって
初めて星明りが欲しいと
願いだけなのだ
豊かに膨らんだ胸に
あたたかな君を見るのは
僕の勝手な思いつきでしょうか
紙が風に吹かれて
赤い頬をさせて階段を上がってくる
君が一瞬こちらを見たと思ったのは
僕の単なる自惚れでしょうか
デパートのエスカレータ
君が居る事を知り君を見ていると
君がだんだんと僕に近付いて来た
これも単なる偶然でしょうか
学校で僕はいつも君を探している
それなのに君はなかなかいない
教室の中で扉一枚で
たった5m離れているだけで
僕らはもうどうしようもないと
嘆いてしまうのは
単なる悲しさでしょうか
この空がどこまでも続いていて
この僕の見ている星を君も見ている
そんなことを思って喜べないのは
それが偽りだからでしょうか
それとも弱さでしょうか
空も星もこの大地でさえ
僕には何の関係もない
ただしっかりと君の手を握っていたい
それ以上のものなど何もいらない
ただお互いの顔を見つめていたい
そしてその時になって
初めて星明りが欲しいと
願いだけなのだ
2年前のことです
寒い日でした
かじかんだ手を固く握って
肩を縮ませて歩いてくる君がいた
廊下でのたった数秒のことであったように思う
その次の授業は何も覚えていない
ただ胸の中に何かが生まれているような感じだった以外には
アタタカク
そして何も耳に入らず
何かを一生懸命に捕まえようとしていた
そうであったように思う
卒業しようとする今になって
僕はそのことを思い出した
確か君は合唱大会の日
ピアノを弾いていた
僕は友達の眼鏡を借りて
君を見た
マラソン大会の日
君は赤いジャージで体操をした
みんなと同じように
僕はそのとき君を見た
アキレス腱の柔軟の時だ
そしてその帰り
駅ビルでだ
僕は友達を3人で
お好み焼きを食べてた
そこへ君が来た
3人でだ
くやしいことに
そのうちの一人がここはダメじゃねー
と冗談半分に言って
向こうへと行ってしまった
でもあのときの君の瞳を
僕は今も覚えている
それでもとっても嬉しかったように思える。
それから・・・
一年生から二年生へ上がるとき
クラス編成の髪が掲示板に貼られていた
そのとき君が確かこう言ったのを僕は聞いた
"ちえっ違うクラスだわ"
何か寂しい心持ちで走り過ぎてる
君を見ていた
それから・・・
何かの時だ
僕は生徒会にボールを返しに行った
クラスマッチの前の頃だ
そして
ボールを返しに行ったとき
君がいた
初めて話をしたのだ
ボールを君に渡したんだよ直接に
君がボールを蹴って
カゴの中に入れようとしたのを僕は見た
ボールは見事に外れて跳ね返ってきた
僕は面白く思い嬉しかった
体育祭のとき
君は生徒会の一人だったんだ
一生懸命生徒会の中に入って行ったのに
君を見たのは2~3回だけ
それから少し・・・
いつの間にか君はあの長い髪を切っていた
パーマをかけていたでしょう
この頃は遠く離れていた
いつの間にかパーマが消えた
秋になり冬になり・・・
そして春
2回目のマラソン大会のとき
君を見る事はできなかった
2回目の文化祭
僕にとって最も素晴らしい時だったんだがね
この文化祭のパンフレットを今も持っている
僕はこのパンフレットで君の名前を知る事が出来たんだから
修学旅行の時
一回だけ君を見た
冷たい白樺でだ
霜がかかってるような所で
君は真っ白なズボンを穿いていた
僕の知る唯一の君の私服だ
三年生のとき
口唇を切った
病院へ直ぐ行って
学校に戻って来たとき
君を見たように思う
僕は君にこの口唇にキスされたらと
バカなことを思いつつ
いつの間にか傷も消えた
文化祭の日である
講堂にみな集まっていた時だ
僕らのクラスは徹夜だった
まだやりかけだったので
クラスに戻ろうと
講堂の中の階段を下りて行った
その時だ
君にぶつかったのは
最初「ごめんなさい」と言った
そして当たった人を見た
君ではないか
これは僕らが話をした2番目なんだ
嬉しかった
そしてその次の日だったと思う
君は僕のクラスのケーキを食べに
友達らと来た
食べてさっさと出て行った
ウェイターをしていればよかったな
そんなことを思った
その後
もう語る必要もない
忘れてしまうくらい
君のことばかりを考えていた
お弁当を食べてる君
クラスへ向かう君
話しをしている君
笑いながら歩いている君
階段を昇ってくる君
それから
朝のなか真っ赤になってやって来る君
僕の方を見た君
階段の僕を抜かしていった君
僕の真横をだ
寒い日でした
かじかんだ手を固く握って
肩を縮ませて歩いてくる君がいた
廊下でのたった数秒のことであったように思う
その次の授業は何も覚えていない
ただ胸の中に何かが生まれているような感じだった以外には
アタタカク
そして何も耳に入らず
何かを一生懸命に捕まえようとしていた
そうであったように思う
卒業しようとする今になって
僕はそのことを思い出した
確か君は合唱大会の日
ピアノを弾いていた
僕は友達の眼鏡を借りて
君を見た
マラソン大会の日
君は赤いジャージで体操をした
みんなと同じように
僕はそのとき君を見た
アキレス腱の柔軟の時だ
そしてその帰り
駅ビルでだ
僕は友達を3人で
お好み焼きを食べてた
そこへ君が来た
3人でだ
くやしいことに
そのうちの一人がここはダメじゃねー
と冗談半分に言って
向こうへと行ってしまった
でもあのときの君の瞳を
僕は今も覚えている
それでもとっても嬉しかったように思える。
それから・・・
一年生から二年生へ上がるとき
クラス編成の髪が掲示板に貼られていた
そのとき君が確かこう言ったのを僕は聞いた
"ちえっ違うクラスだわ"
何か寂しい心持ちで走り過ぎてる
君を見ていた
それから・・・
何かの時だ
僕は生徒会にボールを返しに行った
クラスマッチの前の頃だ
そして
ボールを返しに行ったとき
君がいた
初めて話をしたのだ
ボールを君に渡したんだよ直接に
君がボールを蹴って
カゴの中に入れようとしたのを僕は見た
ボールは見事に外れて跳ね返ってきた
僕は面白く思い嬉しかった
体育祭のとき
君は生徒会の一人だったんだ
一生懸命生徒会の中に入って行ったのに
君を見たのは2~3回だけ
それから少し・・・
いつの間にか君はあの長い髪を切っていた
パーマをかけていたでしょう
この頃は遠く離れていた
いつの間にかパーマが消えた
秋になり冬になり・・・
そして春
2回目のマラソン大会のとき
君を見る事はできなかった
2回目の文化祭
僕にとって最も素晴らしい時だったんだがね
この文化祭のパンフレットを今も持っている
僕はこのパンフレットで君の名前を知る事が出来たんだから
修学旅行の時
一回だけ君を見た
冷たい白樺でだ
霜がかかってるような所で
君は真っ白なズボンを穿いていた
僕の知る唯一の君の私服だ
三年生のとき
口唇を切った
病院へ直ぐ行って
学校に戻って来たとき
君を見たように思う
僕は君にこの口唇にキスされたらと
バカなことを思いつつ
いつの間にか傷も消えた
文化祭の日である
講堂にみな集まっていた時だ
僕らのクラスは徹夜だった
まだやりかけだったので
クラスに戻ろうと
講堂の中の階段を下りて行った
その時だ
君にぶつかったのは
最初「ごめんなさい」と言った
そして当たった人を見た
君ではないか
これは僕らが話をした2番目なんだ
嬉しかった
そしてその次の日だったと思う
君は僕のクラスのケーキを食べに
友達らと来た
食べてさっさと出て行った
ウェイターをしていればよかったな
そんなことを思った
その後
もう語る必要もない
忘れてしまうくらい
君のことばかりを考えていた
お弁当を食べてる君
クラスへ向かう君
話しをしている君
笑いながら歩いている君
階段を昇ってくる君
それから
朝のなか真っ赤になってやって来る君
僕の方を見た君
階段の僕を抜かしていった君
僕の真横をだ
2015年8月29日土曜日
秋の風吹く日にあなたを・・・
口ビルと口ビルを重ね口づけをしよう。
手と手を合わせその温かい胸に押し当てよう。
空を覆う雲。
そこから冷たい空気が落ちている。
手をカサカサにしてしまう風が
落ち葉を散らし
土を冷たくしてしまう。
かじかんだ手をポケットに突っ込んでも
温かくならない。
冷たい風が降ってきたその日には
あなたの手を取り
温かい息を感じ合うのです。
きっとあなたの温かさが
その頬を赤く染めてしまうでしょう。
そして僕を見上げるその瞳は
あなたをますます温かくするのです。
明日は学校です。
少し早目に家を出ましょうか。
人の少ない校舎の中には
まだ秋の冷たい風が潜んでいます。
白くもない廊下を歩けば
その風が僕の目を潰そうとするでしょう。
眼鏡をかけて僕はまっすぐに
そして校舎の横にある
黄色い葉をつけている木の下で
僕はじいっと待つのです。
あなたが赤く染めた頬と風に遊ばれた髪と
そして白い息をはずませ
急ぎ足でやって来るのを。
口ビルと口ビルを重ね口づけをしよう。
手と手を合わせその温かい胸に押し当てよう。
空を覆う雲。
そこから冷たい空気が落ちている。
手をカサカサにしてしまう風が
落ち葉を散らし
土を冷たくしてしまう。
かじかんだ手をポケットに突っ込んでも
温かくならない。
冷たい風が降ってきたその日には
あなたの手を取り
温かい息を感じ合うのです。
きっとあなたの温かさが
その頬を赤く染めてしまうでしょう。
そして僕を見上げるその瞳は
あなたをますます温かくするのです。
明日は学校です。
少し早目に家を出ましょうか。
人の少ない校舎の中には
まだ秋の冷たい風が潜んでいます。
白くもない廊下を歩けば
その風が僕の目を潰そうとするでしょう。
眼鏡をかけて僕はまっすぐに
そして校舎の横にある
黄色い葉をつけている木の下で
僕はじいっと待つのです。
あなたが赤く染めた頬と風に遊ばれた髪と
そして白い息をはずませ
急ぎ足でやって来るのを。
朝 僕は君を探す
何故 何故 話をすることなど出来はしないのに。
君の瞳に僕が触れてしまうだけで逃げてしまう。
泣く 泣く 手と手を 僕の口唇に
重ねてしまいたいのに。
勇気 勇気 勇気
この偉大な言葉でさえ
僕の中ではひ弱な臆病さでしかない。
詩を作る?
この体の中で熱く締め付けるこの想いは何だ。
君に見つめられたとき口元に抱きしめたい程の君の笑みが
この笑みを捕えた僕の心の安堵は何だ。
君が帰ってしまう放課後に学校の中で君を探してる
僕のこの悲しみは何だ。
すべて すべて すべて。
思い出す度に君の体を抱きしめてしまいたいと
制服姿の君のあの笑みが僕の中に
言葉にしつくせない。
この大きな心の海に漂う
この暖かさ やさしさを
僕に与えてくれた君を
どのようにこの腕の中に
しっかりと捕まえれば良いのだろう。
雲の間の真ん中から真っ白な透明な太陽が
まるで雲を着飾ってるかのように
辺りを白く染めている。
それを隠しきれない木の枝々から
漏れてくる小さな光の子供達。
何故 何故 話をすることなど出来はしないのに。
君の瞳に僕が触れてしまうだけで逃げてしまう。
泣く 泣く 手と手を 僕の口唇に
重ねてしまいたいのに。
勇気 勇気 勇気
この偉大な言葉でさえ
僕の中ではひ弱な臆病さでしかない。
詩を作る?
この体の中で熱く締め付けるこの想いは何だ。
君に見つめられたとき口元に抱きしめたい程の君の笑みが
この笑みを捕えた僕の心の安堵は何だ。
君が帰ってしまう放課後に学校の中で君を探してる
僕のこの悲しみは何だ。
すべて すべて すべて。
思い出す度に君の体を抱きしめてしまいたいと
制服姿の君のあの笑みが僕の中に
言葉にしつくせない。
この大きな心の海に漂う
この暖かさ やさしさを
僕に与えてくれた君を
どのようにこの腕の中に
しっかりと捕まえれば良いのだろう。
雲の間の真ん中から真っ白な透明な太陽が
まるで雲を着飾ってるかのように
辺りを白く染めている。
それを隠しきれない木の枝々から
漏れてくる小さな光の子供達。
2015年8月21日金曜日
長い時間いつも
恋をしていなければと
心のどこかで感じていたらしく
僕はここまで来た。
もう二年も前に
君と出会っていたというのに。
愛しい君
君はあの少女の髪を僕の知らない涙で
いつのまにかバサバサにしてしまった。
少女の髪にもう触れることはできないということに
思い出をひっくり返して
今の僕は昔の僕に羨望する。
二年も前、すでに恋していたのに。
君が僕を愛してくれているのか僕は知らない
ただ僕は君を愛してる。
そのことを僕は知っている
心はいつも君のことを求めている
そうなったのはついこの間のこと
君の瞳が僕を見つめてくれる
いや僕が君を見つめたのだろうか。
僕は君の事を
僕の心の中でこんなにもはっきりと
描くことができるのに
君の心はいつもいつのまにか
僕の心となってしまう
僕はほんの少しの希望を
笑いながら
捨ててしまうのだ。
恋をしていなければと
心のどこかで感じていたらしく
僕はここまで来た。
もう二年も前に
君と出会っていたというのに。
愛しい君
君はあの少女の髪を僕の知らない涙で
いつのまにかバサバサにしてしまった。
少女の髪にもう触れることはできないということに
思い出をひっくり返して
今の僕は昔の僕に羨望する。
二年も前、すでに恋していたのに。
君が僕を愛してくれているのか僕は知らない
ただ僕は君を愛してる。
そのことを僕は知っている
心はいつも君のことを求めている
そうなったのはついこの間のこと
君の瞳が僕を見つめてくれる
いや僕が君を見つめたのだろうか。
僕は君の事を
僕の心の中でこんなにもはっきりと
描くことができるのに
君の心はいつもいつのまにか
僕の心となってしまう
僕はほんの少しの希望を
笑いながら
捨ててしまうのだ。
2015年8月12日水曜日
2015年8月7日金曜日
2015年7月31日金曜日
2015年7月24日金曜日
2015年7月18日土曜日
2015年7月10日金曜日
2015年7月3日金曜日
2015年6月26日金曜日
2015年6月19日金曜日
2015年6月14日日曜日
2015年6月5日金曜日
2015年5月16日土曜日
深夜、何もないテレビを一人で見ている
今夜、殺せ殺せの声が日本中を覆う
どうしようもなく寂しいとか
訳の分からない怒りとかが
単純な言葉にしかならない
幾つもの言霊が幽霊になって
豊国と呼ばれた頃に比べると
どうやらどの時代よりも
「ただ生まれて死ぬだけだろ」
誰もが一人ぼっちでテレビを見ている
どこかで何か新しい事が始まっている
それは君の体の中であったり
知らぬ土地の知らない話であったり
それに生涯気付かないかも知れない
それでもこの時代の風に吹かれている以上
君はその全てを受け入れているはずで
どの時代よりも僕達は
「新しく難しい時代を生きている」
夢の中、彼女の中で
秋の香り、煙草が流れて
雑踏の中を一人きりだったり
家の中が薄暗くて、静かで
ひとりでいる時なんかには
何でもいいから
テレビでも点けてみて
映し出された誰かを笑ってみる
のっぺりとした画像からは
何も伝わらないかもしれない
それでも、君はつぶやく
「こんにちは、自分」と
(2000.09.17)
今夜、殺せ殺せの声が日本中を覆う
どうしようもなく寂しいとか
訳の分からない怒りとかが
単純な言葉にしかならない
幾つもの言霊が幽霊になって
豊国と呼ばれた頃に比べると
どうやらどの時代よりも
「ただ生まれて死ぬだけだろ」
誰もが一人ぼっちでテレビを見ている
どこかで何か新しい事が始まっている
それは君の体の中であったり
知らぬ土地の知らない話であったり
それに生涯気付かないかも知れない
それでもこの時代の風に吹かれている以上
君はその全てを受け入れているはずで
どの時代よりも僕達は
「新しく難しい時代を生きている」
夢の中、彼女の中で
秋の香り、煙草が流れて
雑踏の中を一人きりだったり
家の中が薄暗くて、静かで
ひとりでいる時なんかには
何でもいいから
テレビでも点けてみて
映し出された誰かを笑ってみる
のっぺりとした画像からは
何も伝わらないかもしれない
それでも、君はつぶやく
「こんにちは、自分」と
(2000.09.17)
2015年5月2日土曜日
2015年4月25日土曜日
2015年4月19日日曜日
雪を湛えた連峰
世界で最も聳え立つ月
人を拒絶する強風が
高度一万メートルの上昇気流で
青空となる
月に最も近い大地で
春になると
鶴の群れが上昇気流に乗って
ヒマラヤ越えに挑む
何度も何度も繰り返しながら
天候に失敗しながら
その小さな鶴の群れは
飛び続ける
どうしかして山を越えようとする
飛行機ならば楽にその上を飛ぶことだろう
しかしその何が美しいのか
何がすばらしいのか
彼らは弱い存在かもしれない
しかし彼ら自身に山を越える
絶え間ない意志があり
彼自身に山を越える力がある
本当は宇宙まで飛びたいに違いない
それを超えるべく人は水素を燃やし
無重力空間を漂わねばならない
(2000.07.06)
世界で最も聳え立つ月
人を拒絶する強風が
高度一万メートルの上昇気流で
青空となる
月に最も近い大地で
春になると
鶴の群れが上昇気流に乗って
ヒマラヤ越えに挑む
何度も何度も繰り返しながら
天候に失敗しながら
その小さな鶴の群れは
飛び続ける
どうしかして山を越えようとする
飛行機ならば楽にその上を飛ぶことだろう
しかしその何が美しいのか
何がすばらしいのか
彼らは弱い存在かもしれない
しかし彼ら自身に山を越える
絶え間ない意志があり
彼自身に山を越える力がある
本当は宇宙まで飛びたいに違いない
それを超えるべく人は水素を燃やし
無重力空間を漂わねばならない
(2000.07.06)
2015年4月10日金曜日
2015年4月3日金曜日
木枯らしが吹く
街はどこまでも見晴しが良くなって
この街の本当の姿が現れる
汚い空が消え去って
人はこの街の本当の姿を見る事ができる
その時に僕たちはどうしてこんな所に住んでいるのかと訝る
海はコンクリートで囲まれて
街は何の愛想もなく生えている
木々がてんでばらばらに生えている山は
あんなにも美しくなるのに
この街にてんでばらばらに生えているビルは
かくも美しさがない
何かが欠けている
それは恐らくビルとビルの間に・・・
木枯らしが全てを
スモッグや塵などを
吹き飛ばしたこの街も
明日はまた汚れた空に覆われて
誰も本当の姿を見る事はなくなるのでしょう
今日だってどれだけの人がこの街の
本当の姿を目にしたというのでしょうか
(1999.12.07)
街はどこまでも見晴しが良くなって
この街の本当の姿が現れる
汚い空が消え去って
人はこの街の本当の姿を見る事ができる
その時に僕たちはどうしてこんな所に住んでいるのかと訝る
海はコンクリートで囲まれて
街は何の愛想もなく生えている
木々がてんでばらばらに生えている山は
あんなにも美しくなるのに
この街にてんでばらばらに生えているビルは
かくも美しさがない
何かが欠けている
それは恐らくビルとビルの間に・・・
木枯らしが全てを
スモッグや塵などを
吹き飛ばしたこの街も
明日はまた汚れた空に覆われて
誰も本当の姿を見る事はなくなるのでしょう
今日だってどれだけの人がこの街の
本当の姿を目にしたというのでしょうか
(1999.12.07)
2015年3月28日土曜日
この街で見失った自分と会うために
この両足は一歩も退かない所存です
見失った自分の変わりに此処に居るのは
今を生きている僕です
この僕は本当の自分が戻ってくると
消えてゆく次第です
だから大切な思い出は作らないようにしています
この街のどこかを彷徨っている自分が戻ってくるまで
立ち止まっている覚悟です
いつかは消えてゆく僕は
持ち主が戻るまで勝手な事はできません
いつ本当の僕はここへ戻ってくるのでしょうか
僕も本当の自分になってみたいものです
自分が自分自身の未来を作ってゆく時
何にもない所に戻る宿命です
本当の僕もまた未来を作っています
消えゆく僕もまた未来を生きています
見失ってしまった僕は
見失った未来ですか
この街はどのようにすれば良いか
教えてくれないのです
恐らく潜在的な僕は何かに
気付かなければならないのでしょう
その何かが僕を引き留めています
見失ってしまったのではなく
見つけなければならないのです
(1999.08.26)
この両足は一歩も退かない所存です
見失った自分の変わりに此処に居るのは
今を生きている僕です
この僕は本当の自分が戻ってくると
消えてゆく次第です
だから大切な思い出は作らないようにしています
この街のどこかを彷徨っている自分が戻ってくるまで
立ち止まっている覚悟です
いつかは消えてゆく僕は
持ち主が戻るまで勝手な事はできません
いつ本当の僕はここへ戻ってくるのでしょうか
僕も本当の自分になってみたいものです
自分が自分自身の未来を作ってゆく時
何にもない所に戻る宿命です
本当の僕もまた未来を作っています
消えゆく僕もまた未来を生きています
見失ってしまった僕は
見失った未来ですか
この街はどのようにすれば良いか
教えてくれないのです
恐らく潜在的な僕は何かに
気付かなければならないのでしょう
その何かが僕を引き留めています
見失ってしまったのではなく
見つけなければならないのです
(1999.08.26)
2015年3月21日土曜日
2015年3月7日土曜日
2015年2月27日金曜日
2015年2月21日土曜日
2015年2月15日日曜日
2015年2月7日土曜日
2015年1月24日土曜日
2015年1月17日土曜日
ふと。違う名を口に出してみる
それは、全然、違う人の名前
だけど、心に染み込み始めた人の名前
もしも、愛というものが
移ろい易く、信じられないものだとして
忌むべき、憎むべきものだとしても
人の名前だけが、心に染み込んでくる
新しい人の名前をつぶやいてみる
いつかは、忘れてしまう(忘れてしまうものか)
の名前かも知れないけれど
心の中に新鮮な驚きを持って
染み込んでくる
きっと世界で初めて発せられた言葉は
きっと名前だったに違いない
好きなんて、まだ言えやしない
僕の気持ちはあやふやである
けれど、たった一人の人の名で占められていた
僕の心の中に
次第に違う名前が刻まれてゆく
(1997.11.15)
それは、全然、違う人の名前
だけど、心に染み込み始めた人の名前
もしも、愛というものが
移ろい易く、信じられないものだとして
忌むべき、憎むべきものだとしても
人の名前だけが、心に染み込んでくる
新しい人の名前をつぶやいてみる
いつかは、忘れてしまう(忘れてしまうものか)
の名前かも知れないけれど
心の中に新鮮な驚きを持って
染み込んでくる
きっと世界で初めて発せられた言葉は
きっと名前だったに違いない
好きなんて、まだ言えやしない
僕の気持ちはあやふやである
けれど、たった一人の人の名で占められていた
僕の心の中に
次第に違う名前が刻まれてゆく
(1997.11.15)
2015年1月1日木曜日
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