たまらなく多くの人たちが立ち止まる交差点で
ただ足踏みしている人達はたちまち道を塞いでしまう
彼らの内、何か考える人は幾人いるだろう
その目は立ちはだかるコンクリートのビルを見
目に映るものの中に太陽も鳥もそして草もない
そんな世界でも激しく言い合いただ生きる人もいる
彼らはコンクリートの囲いの中で生きているようで
吸う空気はほんとは何であろう
その空気は冷たく気持ち良かろうが
それは風でもなく草でもない
そんな中でふと何かを想うがそれは
いつの間にか消えてしまいまた生きる
掴もうとする前に彼らは動きだし
気付かずにまた交差点を渡る
多くの人は笑っているがそれがまるで
石膏の人形のようみ見え操り人形のように見え
それもいつの間にか忘れ
みんな夕陽を見る事もなく川の風を感じる事もなく
コンクリートの中を歩いて消えてゆく
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