2012年8月29日水曜日

全てが間違いだったと思うしかないじゃないか
この想いも感情も全てが

こんなに人を愛するなんて もうない
のではない

この人をこんなにも愛することは
もう できないと思うから

僕はひとりでいようと思うんだ

すべて自分が大切なものを失って

僕は初めて
一人で歩み始めた気がした

12/9
千年、水が流れ続ければ、
どんな川も美しくなるだろう。

待ち続けていれば、
待っている間も水は流れ
川は美しくなり
野に緑も戻るだろう。

一粒の水が流れ続ければ、
山を砕くだろう。
一滴の水の数秒の命が
続けば山を砕くだろう。
川は美しくなるだろう。

だが、僕達は、
自分の力で何かをやりたいと思っている。
一滴の水ではなく
激しい河でありたいと願っている。

社会の中で、一滴の水となるのは嫌だと言う。

川は僕なのだろうか。
水が僕なのだろうか。

果たして、こうして人間となるのだろうか?
谷間の道を歩いている。

夕闇の中を
そびえたつ山を見上げている。

尾根へ登る道であろうか、
赤く染まった空の下に
闇を宿した森がたたずみ
風が吹く。

果たして、この風はなつかしい風か?

冷たい風か?

2012年8月6日月曜日

誰が悪いという訳ではないけれど
誰にも責任がない訳じゃあない。

この街は、忘却の街だから、
人から大切なものを次々と奪ってゆく。

だから、街を歩く人々は、何も覚えていない。
家路を行く多くの人達よ、
忘れてしまったかも知れないが、
全ての人に責任はある、僕にも。

祈りは余りに悲しくて、
世界の中で支えきれるのだろうか。

昨日まで帰ってくると信じていた、
その一人の人間を、
世界の全てが、今、殺そうとしている。

暗闇の果てに街明かりがあって、
大きな川が流れている。
降る雨が、やさしい雨であるように。
これが世界というやつなのだ。

重たく肩の上にのしかかってくる、
僕の友人を殺そうとして、
人を悲しませるのが、
僕達の地球だ。

僕は信じている。
世界がどこかへ行こうとしている。

俺達は知ってか知らずか、
その時代に生まれた。
神様が、この時代に生れよ、と言った為か?

誰もが生きてゆかなければならない。
決してりっぱな世界ではない。
全てのものが毒で一杯で、星も青空も霞んでしか見えない。

だが、人の歌はいつでも美しいし、
人の熱い語りは、俺達の中で星にまで届く思いになる。

やはり美しい世界だろう。
生きてゆく価値のある世界だろう。

この国で好きな人がいて、日々を生きているけれども
遠い国にお前がいる事を思うと、
俺の肩に世界の重みを感じる事があるんだ。

お前が砂漠を歩む姿を思う。
その空も、その地の風も知らないけれど、これが世界なのだと思う。

俺がこの国にいて、遠く離れた国にお前がいる。
俺達はかくあるために今まで来たのか?
そうなのかもしれない。

俺は祈っているから、祈りは何よりも強い力だと信じているから。

この世界はずっと祈る人々と供に歩んできたはずだから。
何も案ずる事などないじゃないか、かくある如く歩め。

俺達の道を、俺達の星を、かくある如く歩め。
それは何んであったのか?

星座だったのかも知れないし
声の美しさかも知れない。

彼女は女神だったのかも知れないし
それは母であったのかも知れない。

美しさは彼女の肉体かも知れないし、
だが、なつかしい、あの人の心であったかも知れない。

本当は星になるのかも知れないが、
きっと、夫婦であるかぎり、人の一生は、
二人が死ぬまで続くと言う事を、
知っていたのかも知れない。

僕のこの世の生が終わるのは
彼女が死んで僕が往くまでか、
僕が死んで彼女が看取られるか、
迄なのだと思う。

今の僕には、この船の行く先は、何も感じられない。
だが、僕はどこかへ行こうとし、何かになろうとしている、
その空間だけは、口を開けて待っているのだ。

8/6