2014年4月26日土曜日

下岡健

ようやく君の事が語れそうだよ
あの広島の空へと帰って行った君
熱い炎に焼かれて
まだまだ多くの事を語りたかった君
もっともっと長い人生を語りたかった君
誰もが忘れられなくて
そして止まってしまった時間
多くの溢れる涙を君も
見ていたんだろう
何でも語ってくれていいんだよ
あの空から
君が行ってしまった空だから
僕は
十月十五日のあの青空を忘れない
あの煙が空へと消えていった
あの空の色を忘れない
君が残してくれた多くの友と
そしてあの時間を忘れない

(1997.03.09)

2014年4月18日金曜日

僕からは遠くなってゆく
君への想い
そして君からの想い

一番伝えたい事は
言葉にならなくて
それが何んだか
ずうっと続いてきたような気がする

君といっしょにいる時
僕が何を感じているかわかる?

それが上手く言葉に出来なくて
それだけを伝えなきゃって思って
僕は停止する

君に大切な事を伝えたいのだけれど
言葉に出来なくて
――少し考えてしまう

一体君は何者なの?
僕はそれを探し続けていたような気がする

僕たちって運命なの?
そんな事をずっと聞いていたような気がするよ

(1997.02.20)
心の底から好きだと思う
どうしようもなく

幾つもの顔が浮かぶ
僕はいつも心の底から求めていた

誰かを
そばに居て欲しい誰かを

遠くになってゆく
想いもその顔も
遠くに消えてゆく

このまま二度と会わないのなら
失われた恋として
終ってしまうのだけれど

永遠に目の前から消えるなら
思い出だけが残るのだけれど…

僕の中からは消えてしまうことのない
この思い

僕自身の力ではどうすることも出来ない

僕は僕自身の思いさえ
自由にすることは出来ないんだ

だから行動だけが
自由なんだと思う

(1997.02.19)
好きではない
言葉にはできない思い

それは何

愛するが一番近いところにある
一番大切ではなく
同じように愛した人たち

遠くて君が突き返す想い
時々、遠く、遠くに行ってしまう
そんな人

どうしても近づけない
壁の前に立っている

言葉にならない想い
ずうっと続く忘れられない想い
一人で続く思い

もしも、どうにかして
二人の間に本当の想いが生れ
それが通じ合うのなら
それは
ずうっと続く

昔想った人の事を
今も忘れていない
僕はその事を知っている

(1997.02.13)

2014年4月13日日曜日

好きだという気持ちは
そのままでいい

この気持ちは永遠のもの

かなうとも
かなえられなくても
きみのことも

昔に恋しちまったことも
この気持ちは隠せない

そして忘れられない
幾つもの好きがあって
そのどれもが失われていない

そして

僕はここにいる
時折見せる
悲しげな顔を
埋めてあげられたらと
そんな事を思い続け

そして

僕はここにいる
ちっぽけな笑顔しか与えられなくても
僕はここにいるよ

(1997.02.06)
どうしても寂しくなった時
君の事を思い出す

何もなかった人生だったと思う時
君の笑顔を思う

どうしても愛することはできないけれど
心の中で君の事を思いだす

好きだって言葉はないけれど
心の中に君がいる

君、君、君、君、
繰り返し名を呼べば
僕の心は温かくなってゆく

こんな想いをかかえて
僕は生きてゆく

この想いは僕の生きている証しであるし
こんな想いがあるのならば

僕は生きてゆけるって
そう思うんだ

(1997.02.03)