ようやく君の事が語れそうだよ
あの広島の空へと帰って行った君
熱い炎に焼かれて
まだまだ多くの事を語りたかった君
もっともっと長い人生を語りたかった君
誰もが忘れられなくて
そして止まってしまった時間
多くの溢れる涙を君も
見ていたんだろう
何でも語ってくれていいんだよ
あの空から
君が行ってしまった空だから
僕は
十月十五日のあの青空を忘れない
あの煙が空へと消えていった
あの空の色を忘れない
君が残してくれた多くの友と
そしてあの時間を忘れない
(1997.03.09)
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