霧雨の中でずうっと立ち尽くす僕に
君が差し出したコート
そのコートも今では古ぼけて
どこかにいってしまった
時の流れは余りに早く
僕の想い出を奪ってしまった
あの日の帰りに君と入った小さな店
そこで頼んだココアは甘かった
その甘さも今では忘れてしまい
コーヒーの苦さが分かるようになる
時の流れは速く
甘さよりも苦さの方を
好きにさせてしまった
遠い昔
君と歩いた町並みは
今僕が家族で歩く
その幸せな家は君が
教えてくれたのか
その思い出を忘れた
遠い昔もう思い出せない
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