2015年10月3日土曜日

もう遠い昔
もっと僕が幼かった時
僕は始めて恋を知った
君に会った時だ

僕は教室で
どんなだったろう
今は悲しむように
思い出すしかない

もっと幼い恋ならば
僕はこんなことも考えず
ただ生活の中で
あなたがいればよかったでしょう

でも今の僕は違うのです
僕のこれまで見てきたものの
すべては
すべて君というフィルターを通さなければ
もう思い出す事が出来ないのです

僕にとって僕の想い出は全て
あなたに聞かすための物語となったのです

もっと幼い恋ならば
僕は僕の為に自然の中で
寝転ぶこともできたでしょう

しかし今の僕は
草の息吹も花の香りも
そして木々の風も
すべてあなたに贈る贈り物と
なってしまうのです

あなたとの暮らしを勝手に想像して
これからあるべき生活を考えてみるのは
実に楽しいことです

しかし忘れてはなりません
その考えは一息ついた途端に
すべて忘れてしまってると
いうことを

(11/09)

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