君が片方だけポケットに突っ込んで
それは右手
けれども歩いてゆく
外へ出した手はどうしたの
誰か触れるのを待ってるの
それとも
教室へ入る
40もの人が生きてる空間だ
冬だから
そこに風は入る事が出来ない
人の息だけが漂う
それがこの教室だ
まだ若い学生らが住む
これが教室だ
窓を開ける事を知らない
人の息だけそれが全ての
その教室に
人がいる
人がいる
人もまた有機なのだな
人臭い息だけに満たされた
この教室に
あるものはあるものは
吐いたもののような
そんな匂い
僕は思わず風の中へ
風吹く冷たい外へ
出てしまふ
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