2015年9月5日土曜日

黒い学生服の下
豊かに膨らんだ胸に
あたたかな君を見るのは
僕の勝手な思いつきでしょうか

紙が風に吹かれて
赤い頬をさせて階段を上がってくる
君が一瞬こちらを見たと思ったのは
僕の単なる自惚れでしょうか

デパートのエスカレータ
君が居る事を知り君を見ていると
君がだんだんと僕に近付いて来た
これも単なる偶然でしょうか

学校で僕はいつも君を探している
それなのに君はなかなかいない
教室の中で扉一枚で
たった5m離れているだけで
僕らはもうどうしようもないと
嘆いてしまうのは
単なる悲しさでしょうか

この空がどこまでも続いていて
この僕の見ている星を君も見ている
そんなことを思って喜べないのは
それが偽りだからでしょうか
それとも弱さでしょうか

空も星もこの大地でさえ
僕には何の関係もない
ただしっかりと君の手を握っていたい
それ以上のものなど何もいらない

ただお互いの顔を見つめていたい
そしてその時になって
初めて星明りが欲しいと
願いだけなのだ

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