2015年8月29日土曜日

秋の風吹く日にあなたを・・・
口ビルと口ビルを重ね口づけをしよう。
手と手を合わせその温かい胸に押し当てよう。

空を覆う雲。
そこから冷たい空気が落ちている。
手をカサカサにしてしまう風が
落ち葉を散らし
土を冷たくしてしまう。

かじかんだ手をポケットに突っ込んでも
温かくならない。
冷たい風が降ってきたその日には
あなたの手を取り
温かい息を感じ合うのです。

きっとあなたの温かさが
その頬を赤く染めてしまうでしょう。
そして僕を見上げるその瞳は
あなたをますます温かくするのです。


明日は学校です。
少し早目に家を出ましょうか。
人の少ない校舎の中には
まだ秋の冷たい風が潜んでいます。

白くもない廊下を歩けば
その風が僕の目を潰そうとするでしょう。
眼鏡をかけて僕はまっすぐに
そして校舎の横にある
黄色い葉をつけている木の下で
僕はじいっと待つのです。

あなたが赤く染めた頬と風に遊ばれた髪と
そして白い息をはずませ
急ぎ足でやって来るのを。

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