今日も外に出なかった
見たのは窓から青い空だけ
テレビだけがたくさんの人を映していた
長い時間、眠っていた、夢を見てた
どんな夢かは覚えていないけれど
起きた時にそこには違う自分がいた
昨日とは違っているような
そんな長い夢を見てたんだ
それからずうっと外へも出ず
青い空を見ながら
テレビをつけていた
一人ぽっちの時は
時間って流れないんだな
一日は過ぎてゆくけど
淀んでいるんだな
詩で誰かを救えるなんて不遜だな
自分ひとりも救えやしないくせに
一人ぽっちでは何も始まらないんだな
でもこの街でどうやって
色々な人が出会っていると言うんだろう
一人だけじゃ始まらないんだな
僕一人では始まらないんだな
僕でない誰かからの救いがなければ
始まらないんだな
(1997/09/07)
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