君は決して僕のもとへ
来ないと、そう分かった時
涙が溢れてきた。
決して僕の方へ
振り向く事はないんだと
本当に分かったんだ。
君は僕に教えてくれた。
人はいつも誰かの事を
想っていなければ生きていけない、とね。
その誰かは君ではない。
今でも好きだよ。
けれど僕はもう君を抱きしめる事はしない。
人はいつも誰かを求めていなければ
生きていけない。
その誰かが今はいなくても…
今、君は、絶対に僕の所へとは
来ることはない
君を見て、それが分かったんだ。
本当に遠くから
見ているだけで
僕にはそれが分かったんだ。
君の心の中には
僕のいる場所なんて
これっぽっちももうないんだって…
何も語り合ってはいないのにね。
(1996.12.19)
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