2013年2月4日月曜日

何度悲しみを味わって
その想いをぶつけてみるのだが、
何度歩いてみても
この街は好きになれない。

女は好きになるがいい。
女はどんな所でもいつでも明るい方がいい。

けれど俺にとって、この街は、
死んでいるのと変わらない。

どのような思い出も、喜怒も、
哀しみも、この街の中にはとどまらない。

どこにも思い出はなく、時間が過ぎてゆくだけの、
そう、滅び朽ちてゆくだけのような。

そんなコンクリートの固まりが
この大地の上にのっている。

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