2025年2月3日月曜日

切り抜き詩歌1

2010/06/18
津和野には鯉の泳ぐ川がある。鯉は汚れた水にも平気な魚だが錦鯉だから川が栄えてのんびりとしたもんである。

2010/07/13
賛成も反対も、尊敬も侮蔑も、全て一人の中。

2010/09/9
遠くからでは醜くても近づけば近づくほど美しい。

2010/09/22
ああそうか、闇より暗いものはこの世にはないのか。

2010/09/25
地獄へと続く希望の橋、家路へと帰る絶望の橋、それがゴルフの旅。

2010/11/05
今頃は未婚の美人が多すぎる、見とれていると僕を選ぶ君。

2010/12/13
君に足りないのは、たぶん肩書だけ。

2010/12/15
闇は光に隠れる。

2010/12/28
もう彼女たちは大変に飛び跳ねていたので、それらを捕まえるのはあきらめて遠くの空を見る事にしました。遠くから雨が来そうでした。

2011/01/26
孤独が殺人の動機になるのか。孤独と対峙したから彼は人を刺したのか。人との繋がりを取り戻すために?殺人さえもコミュニケーションの一種だったのか。

2011/04/21
パン工場の前を通ったら防護服を着た人がマスクして歩いていた。どうやらパン工場でも原子炉が使われているようだ。放射性物質の漏洩が心配だ。

2011/04/23
興奮が引いて眠る頃、どうぞ全てが夢でありますように。でもきっと違うから起きた時には新しい朝なんだ。

2011/09/17
おしエロ、全ておしエロ、全部おしエロ、奥の奥までおしエロ。

2011/12/16
引き出しの中は一杯にならないと溢れ出してこない。

2012/01/14
故郷を捨てて君とだけ歩いていると君に慈しみが触れる。君の慈しみが僕に触れる。有機体の二人が道化のように触れ合う。この空に届かなくて祈りは慈しみの悲しみだ。 #IDEON

2012/02/18
絶望したのなら神を信仰したのだ。

2012/02/26
「真夜中のメッセージ」の良さに今頃になってようやくと気付いた。

2012/03/10
人は反原発のために作られた機械じゃないんだ、それだけで生きるものじゃないんだ。そのとき太陽の光が射してきた、ここに原子力があった、幾ら反対してもここにあった。日射しが暖かい。お前と共にある、太陽がそう言っているように聞こえた。

2012/05/14
車を暗闇に走らせる。窓を開けるとあちこちから蛙が鳴いているのが聞こえる。真っ暗で何があるのか分からないけど、 山のシルエットが見える。カーステレオから流れる浜田省吾の歌がとても良く合う。その歌の名は、

2012/07/09
二度なら心配だが三度の繰り返しは笑顔が見たいのだ。

2012/08/19
夜、雷が幕閃となって遠くの雲の間で光る。稲光が時折り蟲がうごめく様に空の間を動く。龍の様に長いものや五匹に分かれた龍が闇の中をうごめく。龍はきっと蟲だったに違いない。フランクリンが雷は電気であると発見したが雷の正体よりもそれが何だろうと不思議がった所が面白い。

2012/09/11
庭の草取りしたら蟻に噛まれた。痛い。餌場を守ろうとしたのだろうけど何時か殺す。と言うかその勇者はもう殺した。

2012/09/12
私たちは分かり合う事は出来なくとも助け合えるのです。

2012/09/23
自分に都合のいい見方しかできないから、人の上に立ちたいと考えるんでしょう。口をつぐむこともできずに。沈黙に耐える勇気がなくて、どうして歌をうたえますか。

2012/10/20
本当のロマンは火星に生命の痕跡があってしかも地球型ではないという場合だ。

2012/11/04
ネアンデルタールは楽器を奏でたか。歌を口ずさんだ猿人は誰か。

2012/11/08
構造が運動するとき、その現象を機能と言う。

2013/01/13
長い静岡を超えて新幹線は小田原を通過した。あたりは真っ暗でオレンジや白の街灯が見える。

2013/01/16
大きな山なら遠くからも見れる、名山ならその名を聞く。しかし私が好むのは目の前にあるこの山だ。

2013/01/21
どうでもよい事に白黒つけたくなるのは暇だからだ。

2013/01/22
分かり難い正しさよりも分り易い間違いの方が支持される。

2013/02/11
みかんを食べている。昨日まではいよかんだと思っていた。

2013/03/24
知の巨人だけなら単なる図書館。

2013/03/27
悩むにも才能がいる。悩む才能が一番必要。

2013/03/31
満開に咲いている桜を見ていると、この花を使って戦争した人たちの、ものを見る目の不確かさが分かる。この花は戦争に役立つ様なものはどこにもない。その程度の見識しか持てなかったから戦争に負けたのさ。

2013/04/14
桜は背景に山がある方がらしい。萌黄や深緑が補色の関係にあるからだろうか、田舎らしさが郷愁を誘うからだろうか。都会の桜が物悲しそうなのは山がないからだろうか。

2013/04/24
今日は一日中、雨ったり雨んなかったりするの?

2013/05/13
戦争は国家が入手できるエネルギーの総和と相手に命中させる確率だから勝敗は予測できそう。

2013/06/11
戦車の前で立ちどまった人も人間なら、戦車を停止させた兵士もまた人間だ。それを見守ったのも人間なら、素通りした人も人間だ。対話しようとしたのも人間なら、更迭したのもまた人間なのだ。生きている人間がした事だ。

2013/06/24
おー、雲間の光だー。天使がピヨピヨと飛んでいってるなー。

2013/07/06
トラックから漏れ聞こえてくるラジオ。政府は原発の再開を決定しました。空を見上げるが世界は何も変わっていない。そうしてオープニングが始まる。

2013/07/12
汚染された大地で猪が増えることを問題だと言う。人がいなくなった後も野生動物に自由を許さない。いつか帰るためにか。わずか30年くらい彼らに平穏を開放すればいい。戻ればまた追いやるのだから。

2013/07/14
水は海を満たす。空気は世界(地上)を満たす。素粒子が宇宙を満たす。

2013/07/21
昨日と変わらない1日なら空想の世界に幾らでもある。何かを探している限り同じ1日は決してない。

2013/07/26
自分の好みを一般論で語るのは、間違えている。

2013/08/11
カエルって沈思した哲学者なんだねえ。 なあ、蛙。


2013/08/19
これはもう人だな。フクラガエル。


2013/09/13
重力に挑む女性の魅力。

2013/10/13
鉄道は寂しさを載せて走る。

2013/10/17
本棚の裏が黴だらけなのを見た時に、始めて人は腐海がどういう所かを知るの。

2013/10/23
口をすすぐのが蒸気機関車と同じリズムなのを発見した。

2013/10/25
ひとりで座っていようが、たくさんで座っていようが、同じ列車に乗った乗客に違いない。
「先にゆき 跡に残るも 同じ事 つれて行ぬを 別とぞ思ふ - 徳川家康」

2013/10/29
思想は死んだ。誰もが勝者につく。

2014/01/18
自らに芸術を冠するものは、既にその役割を終えた残滓である。

2014/03/26
水は高きから低きに流れ、すくえばそこに留まり、山を迂回しつつ、山を穿つ。雨雪霧と形を変え、いずれや必ず海に通ず。

2014/10/17
これには驚いたと言うが、単に自分に驚いているだけである。

2014/11/26
首都高の渋滞を見て東京に何が起きているのか分かるものか。

2014/11/29
警備の鉄則は、簡単に実行できないこと。実行されても被害は最小限にすること。実行した後は決して逃がさぬこと。

2014/11/30
エンジンの音を聞きながら、今日の自分を預ける。
2014/12/06
わたしそこでブレーキを踏んだの。そうするのがいいと思ったの。

2014/12/21
定義よりも解釈の方が正しい。

2014/12/30
大晦日もクリスマスと同様ただの1日である。少なくとも銀河の自転ではね。

2015/02/09
東海道新幹線は雪のために遅れがてています。

2015/10/24
空気を読む、風は、吹いているか。風が吹いてなければどうしようもない。まるで帆船のようだ。蒸気船ではない。

2015/11/02
一回しか使われずゴミ箱行きのなんと多いことか。そのうち人間も。

2015/11/14
山陰の夏が暗いのは雲が白過ぎるからである。海が暗いのは青すぎるからである。津和野駅を降りた希美の上には宇宙の蒼さが降り注ぐ空が広がっていた。暑い夏に周りの山々の緑がうっとおしいくらいに迫りくる。セミの鳴き声が止む事はない。だから風が心地よかった。

2015/12/05
夜空にある月を見るくらいには知っているよ。

2016/01/23
音を立てて崩れるならこんなに簡単な話はない。それは音も立てずに崩れるのだ。

2016/02/21
正しいは、誰かを否定するための武器ではない。遠く離れたものを繋げる架け橋。

2016/02/21
今年は冬を越せた虫が多そうだ。夏はどうなるやら。

2016/03/03
人は愛そうとするから性善説になり、人は愛するものを守ろうとするから性悪説になる。

2016/03/19
不義理ばかりを繰り返してきた。

2016/04/03
日本車のデザインはどうも出る杭が打たれたような形をしている。逆に言えば全員の手が感じられるという事だ。

2016/05/05
グレーにルビーラインのこまちが死ぬほどかっこいい。
のぞみは富士山の色だ。和歌で歌えば、夏来にけらし白妙の。

2016/05/12
いちいち美味い。有馬温泉。

2016/06/11
捕食者に食べられるのは自分ではないという心理がこの世界を支えている。これが希望の正体だ。きっと。

2016/07/09
ゴキブリが嫌いなはずがない。蜚蠊を掴んでも平気な自分の姿を嫌悪しているのだ。自分がどういう人間であるべきかの問題である。

2016/07/10
人は悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいと知るのだ。憎しみが銃を持つのではない。銃があるから憎むのだ。

2016/07/17
優れた勝者は優れた敗者が生む。

2016/07/30
中身の入ってる蝉の抜け殻を拾った。ずっしりと重かった。少しだけ透けてて緑色だった。地上に出た最後の最後でダメだったんだね。

2016/08/06
一杯になったコップに最後の石を投げ入れた者よりも溢れる寸前であった事の方が余程に重要だ。そうなるまで投げ続けた人たちがいる。

2016/08/10
暑いね、暑い日はマックシェイクストロベリーに限る。

2016/08/10日
この世界に存在しない神ならば信仰する。

2016/09/10
やられたらやり返す。ただし違う相手に。世界中で起こっている事。

2016/10/24
時代性を写す間はその時代を超えられなかった象徴として、時代が移ればその時代の象徴として、越えようとした挫折も時の中に焼き付いている。

2016/10/28
球面上の二点間をまっすぐ進んで辿り着ける経路はたくさんあるで宜しいか。ならば、もしこの世界が球面であるならば、違うのは苦労の違いだけであり、どちらに進んでもいつかは辿り着けるはずである。

2016/11/02
世界の寝首を掻っ切って、鵺を布団に寝酒する。大山を枕に足を伸ばせば、明るすぎる月をそっと蹴る。

2016/11/13
それは一つの現象となって空気の層を重ねます。たれかその発生機を探してきて下さい。空気の層が重い化石となる前に。それがひとつの琥珀となる前に。

2016/12/13
人類が滅びた後にその遺産を受け継ぐのは猫だろう。犬はその時代にもやはり番犬として生き残る。

2016/12/30
哲学は生きるための支えでもなければ、何かを決めるための指標でもない。ただ自分が立っている大地を疑う事だ。何も疑っていないのならそれは哲学ではない。

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