2013年12月21日土曜日

一晩降り続いた雪が駅に積もる。

列車の屋根に降り積もる。

一晩静かに停まっていた列車が何台も白くなっている。

足跡の一つもない線路の中で。

じいっと停まっている列車を見ると

一晩降り続いた雪の事が想われる。

そこには誰もいない世界が続いていたんだ。

人間がいなくとも列車は雪と話をしていたのだとそう思う。

外灯の明かりに照らされて。

雪は降り続いていたのだと。

そう思う。

(1996.2.18)

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