威嚇の時は唸る。
相手を仕留める気なら音は立てぬ。
静かに忍び寄るから。
威嚇は食う気のない相手に使う。
仕留める時は声を立てぬ。
これが猛獣のやり方だ。
人には猛獣の気を逸らす法がある。
威嚇してくる相手の気を逸らすには
大きな変化を生み出す。
言葉より動作の方がよい。
不安をつくりだす。
相手の集中した支点を外す。
そのためには、心意気は熱くとも冷静さがいる。
相手をより遠くから高きから眺めておく。
相手を手中に収めておく。
つまり人の気を制するのは
それなりに面倒だ。
その気で事に当たる事。
人同士の関係とはそういうものだ。
他人とはね。
それが嫌なら直ぐに友達になっちまう事さ。
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