東京の夜の星はあんなに遠く高い所にある
あちこちに地上の明かりが漏れこの街の川のように濁った空
それでも雲が流れ星が瞬く
夜の訪れない街はない
この街もまた生きている
どんだけ傷つけられても生きる方向に間違いはない
この街は既に人に媚びたりはしないだろう
勝手にやるさと人々に語りかける
それが心地よいという人で溢れる街だ
どこまで行きどこへ朽ちてゆくかはわからないけれど
それは人間のためだけにあるのではない
それを勘違いしていると
裏切られたと思わなければならないだろう
(1996.08.18)
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