2014年2月8日土曜日

東京の夜の星はあんなに遠く高い所にある
あちこちに地上の明かりが漏れこの街の川のように濁った空

それでも雲が流れ星が瞬く
夜の訪れない街はない

この街もまた生きている
どんだけ傷つけられても生きる方向に間違いはない

この街は既に人に媚びたりはしないだろう
勝手にやるさと人々に語りかける
それが心地よいという人で溢れる街だ

どこまで行きどこへ朽ちてゆくかはわからないけれど
それは人間のためだけにあるのではない

それを勘違いしていると
裏切られたと思わなければならないだろう

(1996.08.18)

0 件のコメント:

コメントを投稿